紀伊半島よくばりセット その1 ~大学院入試~

新たな愛車

このカテゴリの記事を更新するのは1年ぶりになるんですね…

しかも、十津川編に続きレンタルバイクでのツーリングです。

 

今回は309号線で紀伊山地に入り、洞川→熊野→白浜→高野山と回るルートです。紀伊山地の東側を堪能できるようなルートですね。この道のりを2泊3日かけて旅します。

 

ツーリングに際しまた新たなレンタルバイクを迎えたのですが、店の紹介はあえてしないでおこうかと思います。というのも、バイクの質があまりよくなかったのです。僕があてがわれたバイクはおそらく自分が生まれるよりもこの世に存在しているものであり、下手な軽自動車よりも燃費が悪かったのです。他にもいくつか言いたいことはあったのですが、下手にいろいろ書き込んで誹謗中傷みたいになってしまうのはよくないですからね。最近ツーリング需要が増えてきてバイクの在庫が少なくなっているのも一因なようではありますが。

 

今旅の一枚目は、途中に立ち寄った天理で撮りました。

 

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教会本部

いつ見ても荘厳です。

 

建築に見入っていると、黒い法被を着た人が大勢やってきました。これが「おつとめ」ってやつなのか?いずれにせよ、とてもタイミングがよかったです。貴重なものを見ることができました。

 

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今回の愛車

 

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前方に本部を望む一方、背後には天理大学の建物がそびえています。

この下は普通に通行できるようになっています。なんか贅沢。

 

天理市を後にし、さらに雄大な存在の待ち構える南の地へバイクを走らせます。

 

大学院入試

タイトルの件です。この旅は9月下旬の出来事で、ちょうど数日前に大学院入試を終えたばかりでした。3大学受けたのですが、そのうち2大学の合格発表がちょうどこの日でした。

1つは正午、もう一つは14時の発表でした。

 

大淀町のコンビニでお昼休憩をしていると、その時は訪れました。合格者の受験番号はネット上に掲示されます。

まず第一弾は広い島の大学。受けた中で最も現実的かつ研究室との相性がよさそうだったので、それだけに対策には最も多くの時間を費やしました。

 

そうこうしているうちに時間になったので、ページを確認してみます。

 

おかしいですね。

 

僕の受験番号がありません。

何回も確認したのですが、やはり僕の受験番号はありませんでした。

これは落ちたということなのでしょうか?

一番現実味のあるルートが断たれてしまったわけなので、動揺もそれなりに大きかったです。次の発表は2時間後なので、とりあえず次の目的地を目指して出発します。

 

暗闇の小南峠

初日の目的地は、天川村にある洞川温泉です。

大淀町から最短で洞川温泉につながるのは県道48号線なのですが、この道はいわゆる険道らしく、やや遠回りとなる国道308号線を使用することが観光協会から推奨されています。

しかし今回は、あえて険道を通ってみます。というのも、黒滝村天川村の境目辺りに小南峠なる場所があるのですが、そこがなかなか面白そうだからです。

幸いバイクで来ていることもあって、道幅などはあまり考慮しなくてよさそうです。

 

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ただの山道を登っていきます。青々としていて良いですね。

自転車なら汗を垂らして必死に登るような激坂ですが、そんなことを気にする必要などありません。

 

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ここが小南峠のトンネルです。車一台が通れるかどうかという道幅のトンネルが、例によって手掘りで作られています。

 

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近くにはこんな絶望感のある看板も。

 

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トンネルの中からはこんな感じ。

今回は自分のほかにも友人ら2人がいますが、1人だと絶対に来たくありません。

 

この先少し下ると洞川温泉ですが、果たしてそこで受け取る知らせは自分にとって良いものになるのでしょうか。それとも進路のきまらぬまま小南峠トンネルのように真っ暗な世界をさまようことになるのでしょうか。

 

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