旅のあらまし
卒論が終わり、人生最後の長期休暇が始まろうという時、共同で卒論を書いてくれた友人から旅行のお誘いがありました。こんな自分が声をかけてもらえるなんて恐れ多いことこの上ないのですが、これも卒論を頑張ったおかげでしょうか。無上の慶びと感謝とともに、一世一代の思い出づくりに臨んだのでした。
行先は静岡県東部、沼津・伊豆・熱海です。これまた恐れ多いことに僕が独断で決めさせてもらうこととなりました。
在学中に行ってみたいと思っていたのですが、ソロだと予算的に自転車旅になってしまいます。とはいえ伊豆は起伏が激しい(というイメージがあった)ので、どうしても自転車は憚られます。スポーツバイク歴4年とは思えない体たらくですね。
今回の旅行記は4つに分割して投稿しようと思います。
以下が各記事の主なコンテンツです。
その1 1日目の前半
・三島スカイウォーク
・ラ!聖地巡礼
その2 1日目の後半
その3 2日目の前半
・東伊豆ジオスポット巡り
その4 2日目の後半
・熱海、沼津市街地
何年後になるかわからないですが、各記事が書き終わり次第リンクを挿入します。
蒼空のアクティビティ
京都から一晩高速バスに揺られ、降り立ったのは三島駅。ここで車を借りて、最初の目的地である三島スカイウォークを目指します。
国道1号線を登り、箱根峠の中腹にある公園に車を停めます。
青い空に映える真っ白な主塔。ふもとには同じ色のモニュメントがあります。
本当なら向かって左側に我らがクソデカマウンテンが見えるはずでしたが、ちょうどそのあたりだけ雲に覆われていました。まあ我々のすぐ近くにそびえる箱根山もたいがいクソデカマウンテンなので、自然の雄大さを感じるには十分すぎるシチュエーションです。
谷をまっすぐに横断する橋梁。
ここは日本に何本かある「日本一の吊り橋」です。ここ数年間の旅の中で幾度となく目にしたフレーズですが、橋によって何が日本一かは微妙に異なるようです。
ここは最も長い歩行者専用の吊り橋のようです。
隙間が多く、なかなかスリリングです。
橋の向こう側にある広場でソフトクリームを食べました。同行者のおごりです。
青いミルク味のソフトクリームって珍しいですよね。
この後、ロングジップスライドを体験しました。ハーネスをつけて谷間に張られたワイヤーを滑走するやつです。
料金は2000円ぐらいだったと思います(超うろ覚え;記憶誤差±2000円)。安くはありませんが、かなり面白かったです。心置きなく叫びながら宙を舞うことができます。姿勢を制御するのが難しく、絶景を堪能できず終いでした。リピートしたいですね。
駐車場近くはサービスエリアみたいになっていました。
「ラグジュアリートイレ」なるパワーワード
これはラグジュアリーです。
いまだかつてないラグジュアリーさの入り口でした。
しかし内装はというと、やや機能性の良い普通のトイレでした。
昼は沼津まで下ってさわやかのハンバーグを食べました。
やっぱり牛肉100%は食べ応えがあっておいしいです。
「聖地」へ
同行者には非常に申し訳ない部分もあるのですが、今旅の大きな目的の1つは、『ラブライブ!サンシャイン!!』の聖地巡礼です。
ラブライブ!シリーズの年表は僕の学生時代と見事にリンクしており(現在進行形)、この作品の名は僕の思い出にたびたび登場します。もちろんサ!!も例外ではなく、中学生の時にリアルタイム視聴を試みていました。
でも結局最後まで観ることはできませんでした。ラブライブシリーズの特徴ともいえる独特なノリは、中学生だった僕にとって少々耐え難いものだったのです。
しかし、大学生になり、ラブライブの本質、その崇高さを知りました。これまでの自分やこれからの自分のためにこの作品群とより深く向き合わなければならない、そんな思いでこの度沼津に足を運ぶこととなりました。
ノリが合わなくて途中で観るのをやめたとは書きましたが、シリーズで最も好きな曲はサ!!アニメ一期エンディングの『ユメ語るよりユメ歌おう』です。余談ですが、個人的に好きなラブライブ楽曲の上位はアニメのEDが占めています。パラグラフ・センテンスと矛盾するようですが、ラブライブのEDに優劣をつけるのは困難を極めます。この記事を執筆している現在放送中のニジガク二期のEDも、例によって非常に良い曲です。
これ以上文字数が増えるとせっかく読んでくださっている方に悪いので、話を進めます。
決して聖地巡礼だけが今旅の目的ではないので。
まずはあわしまマリンパークを目指します。僕はラブライバーである以前にお魚愛好家なので、水族館は普通に楽しみです。
渡し舟の待合所に近づくと、何やらにぎやかなBGMが流れてきました。「知っている曲」です。
内装もかなり騒々しい(誉め言葉)ことになっていました。
乗り場の正面に見えるのが淡島です。
待っていると、Aquorsのラッピングが施された船がやってきました。
ここからはクソデカマウンテンがとてもよく見えます。
淡島ホテル
鞠莉ちゃんの家ですね。ラブライブの3年生組はそれぞれのグループを一歩引いた場所から眺めているように見えて、実はそれぞれ熱い思いを持っているというのがいいですね。
水族館側の乗り場から
水の透明感やばすぎるだろ・・・
あとなぜかこの付近の海にはよくミカンが浮いていました。
さすが静岡(意味不明)。
カエル館
果南ちゃんの家ですね。
ここは世界中のカエルが何十種類も展示されており、かな~り面白かったです。
次は淡島水族館へ
ここは地域密着型水族館といった感じですが、とんでもない量の展示を見ることができました。
お土産屋さんの前にはパネルが!
自販機もAquors仕様でした。
次は三の浦総合案内所へ
この日は花丸ちゃんの誕生日だったようで、デカデカとパネルが設置されています。
ここにきてスタンプラリーの存在を知りました。参加しようか迷いましたが、後日改めて綿密な計画のもと行うことにします。
内浦編の締めは長浜城跡です。
なぜか写真を撮っていなかったのですが、築城の戦略がよくわかる作りになっていました。
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