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ジオサイト巡り
大学院が忙しく、かなりローペースでの投稿になっています。平均だとなんとか月1回は投稿できているのですが、この記事も前回の投稿からはかなりの時間がたっています。このブログに定期的にアクセスして下さっている数少ない物好き優しい人たちには本当に申し訳ない。
この旅行記は自分の日記のようなものでもあるので、せめて書けるときにできるだけ多く書き残すということをこれからも続けていきたいです。
とにかく、さっさと続きを書いていきます。
下田の道の駅で迎えた2日目の朝。
車中泊なので、嫌でも早起きができます。おかげでまだ朝焼けの色を残した空を車窓に映しながら出発することができました。
この日は伊豆半島のジオサイトを巡りながら周辺の都市で観光するというルートです。
まずは城ケ崎海岸へ。
写真は朝の相模灘に浮かぶ同行者の影です。
奥に見えるのは伊豆大島ですかね。
まだ人も少なく、穏やかな朝です。
こちらは遊歩道
岩場も散策します。
似たような雰囲気の海岸はこの数年で幾度となく訪れましたが、山の者としてはこの荒々しい崖とどこまでも続く海のコントラストにいつも心が躍ります。
次は少し山側に入ったところにある一碧湖へ。
これ自体は何の変哲もない池なのですが、なんとなくリゾート地としての気高さのようなものを感じます。
次は伊豆観光のシンボル・大室山を登ります。
リフト乗り場になでしこのパネルがありました。そういえば伊豆は全域がゆるキャン△の聖地でしたね。
なめらかすぎて怖い山肌をリフトで登った先には、まごうことなき絶景が待っていました。
お鉢巡りをします。山側にはこれまた果てしなく火山群が広がっており、自然の雄大さを感じます。
中心にはアーチェリー場がありました。
こういう火口って周りの山が風を防ぐことで無風になっていたりするんですかね。それとも、縁に乗り上げた風が火口まで吹き込んでくることによって逆に風が強くなっているんですかね。
これは実際に体感してみないことにはわかりません。
お鉢巡りを終え、山を下ったところで謎のコーラを飲みました。
そんなに目立ってお茶の味がするということはなかったです。でもお茶配合のコーラってとても健康によさそうですね。
あの場所へ
東静岡周遊の旅も残り1クオーターになったところで、半島の付け根に到着しました。伊豆半島の付け根といえば、熱海が有名です。今回は2人とも熱海に寄りたい用事があったので、少し滞在してみることにしました。
まずは腹ごしらえと、商店街で金目鯛バーガーなるものを食べました。
超甘辛く煮た金目鯛がサンドしてあります。正直なところ、金目鯛とバンズはあまり相性が良くないように感じました。調理法のせいなのもあると思いますが、両素材の良さを打ち消し合っているような気がしました。
良くも悪くも見た目よりもしっかり腹にたまったので、次の目的地へと進みます。
ちなみに熱海は駐車場代が高いです。
東側の町はずれにある、伊豆山神社へやってきました。
境内の端からは「見覚えのある」街並みを望むことができます。
境内は落ち着いた雰囲気でした。
上の方からすでに少し見えてはいたのですが、この半年ほど前に土砂災害が起こった場所です。僕と同じ時代を生きている人はわかると思うのですが、そうではない数千数万年後の読者の方は「熱海 盛り土」などのキーワードで調べてみてください。
土石流が町を更地にしてしまっていました。約半年経った2022年3月時点でこの状態なわけですから、当時がいかに悲惨な状況であったか想像するのは容易かと思われます。
終着点
伊豆半島をぐるりと周り、最後に訪れたのは沼津港周辺です。
なんでもAqoursのメンバー一人ひとりがデザインされたマンホールがあるようで、せっかくだから全部探し出してみようということでやってきました。
沼津魚市場
当然この時間に競りをやっているわけもなく、広大なスペースはもぬけの殻でした。
ただ山の民にとって魚市場ほど未知な空間はなく、見て回るだけでも楽しかったです。
次は水門であり展望台でもある、びゅうおに登ってみます。
もしもの時はこの重厚な扉体が下りてくるとのことで、なかなか迫力がすごそうです。
マンホールを探しに駅前まで来ました。
↑この単語は数年後には使えなくなっている可能性があるので、いまのうちに連呼しておきます。
お、おう…
思っていたより町おこしに気合が入っていました。
浦女マンホール
千歌ちゃん
梨子ちゃん
テカテカですね。
曜ちゃん
なんか1人だけ輝きを失っていますね…
沼津市街地を一通り巡ったあとはレンタカーの残り時間で三島まで戻り、そこから夜行バスで京都まで帰りました。
伊豆周辺は初めて訪れる地域だったこともあり、自然景観や文化など新鮮なものが多かったです。大学卒業前にとても良い旅ができたと思うし、同行者にもそう思っていてほしいです。
ただ、見どころが豊富なだけに、1泊2日という短い時間でできたことの少なさを痛感したりもしました。時間があればもっとジオサイトを巡りたかったです。聖地巡礼についても、僕はあまりラ!サ!!をしっかり観ていなかったこともあり、存分に満喫できたとはいえない部分もあったのかなと思います。
あれもこれも、と二兎を追うような旅を強いてくるのが東静岡の悪いところ(良い意味で)です。再び訪れるときはその挑発に乗り、コンテンツや場所といったあらゆる次元から舐めまわしてやろうと、そう誓えるような場所でした。