10月、サイクリングには最高の気温なのですが、大学院が忙しくなってきて(言い訳)自転車にはあまり乗れなくなっていました。そんな中、リハビリも兼ねて友人(研究室の同期)と日帰りサイクリングに行くことにしました。
京田辺から宇治田原に抜ける国道307号線の峠茶屋で羊羹を補給したところ、玉露をサービスしてもらいました。身体の隅々までカフェインがいきわたる感覚があります。
少し時間は飛んでお昼時、甲賀ではそばをいただきました。
蕎麦湯で炭水化物・水分・塩分を同時にチャージします。
伊賀まで走りに行く時はいつもこの周辺で昼食をとっている気がします。こういういなかに限って名店が多かったりするものです。
友人の提案で鶏鳴の滝に立ち寄ることに。
入り口はただの綺麗な沢なのですが…。
あたりに轟く水音を辿っていくと、バカでかい鶏鳴の滝本体が姿を現しました。
水の勢いが強すぎて岩々がステルス戦闘機のごとくシャープに削られています。
とにかく落差と水量がすごいですね。
御斎峠から見下ろす伊賀盆地
「おとぎとうげ」と読むらしいです。登りごたえがあった分、景色もなかなかのものです。
はるか遠くに青山高原の風車が見えます。
せっかくなので上野城を訪れました。
伊賀は今までのサイクリングでは通過地点でしかなかったので、見ることは多くても中まで入ったのは初めてです。
天守閣からは夕日に染まった街並みを見渡せます。
石垣が高いです。堀の水の色も考えるとあまり落ちたくはないですね。
帰りは島ヶ原温泉で汗を流しました。日々の研究のせいで体力が落ちに落ちていた僕は伊賀市街地からそのまま電車で帰ってもいいかなと思い始めてしまっていたのですが、友人の説得により思いとどまることができました。
ここでは珍しく飲泉ができました。
鉄分やその他の成分がふんだんに溶け込んでおり、日常生活では決して味わえない味をしていました。やっぱり温泉は風呂として利用するのが一番です…。