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目次
3日目
中央アジア周遊旅3日目です。この日は早朝の高速鉄道でタシケントからサマルカンドに向かいます。
サマルカンドは中央アジアの中心的都市として世界史の教科書にもよく出てきたこともあり、今旅の中でも特に楽しみにしていた場所です。
| 月/日 |
訪問・滞在都市 |
| 9/13 |
関空 -> 仁川(韓国) -> タシケント(ウズベキスタン) |
| 9/14 |
タシケント |
| 9/15 |
タシケント -> サマルカンド(ウズベキスタン) |
| 9/16 |
サマルカンド -> パンジャケント(タジキスタン) -> サマルカンド |
| 9/17 |
サマルカンド -> ヒヴァ(ウズベキスタン) |
| 9/18 |
ヒヴァ -> ヌクス(ウズベキスタン) |
| 9/19 |
ヌクス -> モイナク(ウズベキスタン) -> ヌクス |
| 9/20 |
ヌクス -> アルマティ(カザフスタン) |
| 9/21 |
アルマティ |
| 9/22 |
アルマティ -> ビシュケク(キルギス) |
| 9/23 |
ビシュケク |
| 9/24 |
ビシュケク -> 仁川 -> 関空 |
移動
タシケントからサマルカンドへは高速鉄道で向かいます。早朝の便に間に合うよう早めに宿を出ます。

宿の外観
両隣の建築物はホテルと何か関係があるのでしょうか。
出発時に†レギストラーツィア†(滞在登録)の書類を印刷してもらいました。これがないと出国させてもらえないという話を聞いていたので、必死で印刷を頼み込んだのですが、スタッフは妙に乗り気でないというか、慣れない手つきで手続きをしてくれました。当時の僕は知らなかったのですが、ホテルにチェックインしたタイミングでスタッフがネット上で手続きをしてくれるという方式に変わっていたらしいです。システム上でパスポートと紐づけられるため、紙で印刷して持ち歩く必要はなくなったそうです。
という話ではあるのですが、町中で提示を求められ場合は詰んでしまうので、可能なら印刷してもらって持ち歩くのがいいと思います。この辺りは情報が錯綜しているのが現状です。

改札口

アフラシャブ号に乗り込みます。
チケットなどの予約は基本的に同行者にお願いしていました。僕のような怠惰な人間が予約係を担ってしまうと、アフラシャブ号のような人気のある列車の座席は絶対に取れないからです。迅速に対応してくれた同行者に感謝です。

車内は清潔感があっていい感じです。乗客は日本人とロシア人が半々(+現地ガイド)といったところです。やたら多くの日本人とロシア人を見かけました。

タシケント駅を出発すると、砂漠っぽい風景が続きます。


宿の人が用意してくれた弁当。

こちらは社内で配られた軽食です。

お菓子とコーヒーでした。

トイレもきれいです。記憶が正しければ、中を覗いても地面は見えませんでした。

E-simが使い物にならず、デジタルデトックスをすることとなりました。

車窓

サマルカンドに差し掛かりました。サマルカンド北東部は山がちな地形らしく、列車はスピードを落としながら渓谷を走り抜けていきました。

サマルカンド着です。アフラシャブ号を正面から。クセになる顔立ちをしています。

サマルカンド駅のホーム

サマルカンドではトラムが走っていました。
サマルカンド観光
サマルカンドの宿です。オーナーが日本語の上手な方でした。


皮(?)の絵
サマルカンドの主要な名所には徒歩で行ける好立地です。
グリ・アミール廟
さっそくサマルカンド観光にでかけます。この時点で朝の11時とかだったと思います。

まずはグリ・アミール廟です。アミールは支配者を意味する言葉ですが、ここでいう支配者とは、もちろんティムールのことです。ティムールの墓ということですね。

さすがの精巧さに初っ端から感動しました。

中庭

↑さやかちゃん、グリ・アミール廟だよ…
↓グリ・アミール廟、さやかちゃんだよ…

次はみんな大好きレギスタン広場を目指します。

赤い香りがします。
そういえば、タシケントの建築が世界遺産に登録されるそうですね。

路地裏のようなところを通ってみました。他国ではあまり見ない街並みのように思います。
レギスタン広場
イスラム文化圏でも屈指の観光地であるレギスタン広場を訪れました。

真っ青な空に豪華な建築が映えます。3つのメドレセが並んでいます。

向かって左のウルグベク・メドレセ。3つの中だと一番素朴なデザインな印象です。中は土産物屋に占められています。

真ん中のティラカリ・メドレセ。中に入ってみます。

金ぴかの礼拝堂

鮮やかに彩られた緻密な模様が見事です。天井を見上げていると時間を忘れてしまいます。

メドレセの中庭

向かって右のシェルドル・メドレセ
イスラム建築でありながら人の顔が描かれていることが特徴です。音声ガイドではアフラ・マズダが描かれているのだ、というようなことを言っていたと思うのですが、後で調べてもそんな情報は出てきませんでした。僕のリスニング力不足だと思われます。
昼食
レギスタン広場を離れ、Yandexで次の目的地であるウルグベク天文台方面へ移動します。
タクシーを降りたところの近くにあるプロフ屋に入ってみました。

ここでは一切言葉が通じなかったのですが、ウズベク定食(プロフ、ノン、アチチュク、お茶)を出してもらえました。ウズベキスタンは本当に観光客に優しい国です。

サマルカンドのノンはゴマ黒ゴマだけのシンプルな飾りつけで、縁が盛り上がっています。
ずっしり激重仕立てです。なぜ重めの炭水化物が同時に食卓に存在しているのか、どうしても疑問がぬぐえません。聞いた話だと、ソ連時代の食糧不足の影響で現代中央アジアでは小麦が重要視されており、いわば文化を象徴するものとして必ずノンが食卓に並ぶのだとか。
ちなみにこのノンは2日後の朝食になりました。

サマルカンドのプロフはたっぷりの黄ニンジン、ゴロゴロ羊肉が特徴のようです。栄養満点で美味い。
しかし、このあたりからプロフの油が我々の内臓を蝕み始めていたのです…
ウルグベク天文台跡
次の名所、ウルグベク天文台跡に歩いて向かいます。

ティムール帝国時代の天文学者です。高校の世界史では重要人物として登場するので、少しは知っています。

ここから地中に埋まっている六分儀部分を除くことができます。

使い方はわかりませんが、かなり大きくて迫力がありました。

ここはトイレだったと思うのですが、どういう構造をしていたのかは思い出せません。
シャーヒ・ズィンダ廟群
次はシャーヒ・ズィンダ廟群へ向かいます。この移動はYandexを使った記憶があります。

外観
この階段を上がった先にあります。

向かい合った廟群の中を進んでいきます。

丘の下を見下ろすとこんな感じ。天文台もそうですが、サマルカンド北側のエリアの名所は丘の上にあります。

鮮やかで緻密な模様が美しいです。これが何件も連なっているという圧巻な景色です。

それぞれの廟の中も凝った装飾が施されています。

すごい


これまた別の廟です。
墓で写真を撮るな、という意見もありそうですが、入場料を取っている観光地なのでそのあたりは多めに見てもらいたいものです。
シナゴーグ
レギスタン広場周辺に戻り、街歩きをします。

住宅街に突然六芒星が現れました。シナゴーグです。Googleマップを眺めていたら発見したので行ってみることにしました。

意外とあっさり見学させてもらえました。
その場に居合わせた日本人とロシア人(?)一人ずつを加え、計5人で施設内を案内してもらいました。
中はしっかり管理されているようです。

トーラー
イスラム教国のウズベキスタンであえてシナゴーグを訪れることで、違った角度からその土地の文化に触れてみる、というのも有意義です。たまたまですが、海外に行くたびにシナゴーグを見学している気がします。
圧倒的マイノリティであるはずの利用者の暮らしに思いを馳せつつ見学を終えました。

そのあとは謎のソ連グッズ店(写真はない)に立ち寄りました。ソビエト社会主義共和国時代のバッジや硬貨、同志たちの肖像画など、興味深い品ぞろえでした。共産趣味の日本人が主な客層のようでした。
向かいの家の庭にはミナレット(?)があり、有料で登らせてもらえました。普通にぼったくられていると思うのですが、周辺の建物の中ではとびぬけて高いので、景色には一定の価値がありました。
ビビハニムモスク
次はビビハニムモスクです。ティムール時代の栄華を象徴するような、とにかくでかいモスクです。

中は空洞で、モスクとしてはもう使われていないようでした。

敷地内に猫がいました。

でかい

周囲にもいくつかモスク跡(?)があります。ところどころレンガが積まれていたり積まれていなかったりして立体的な散策路でした。

中はがらんとしています。
夕暮れのサマルカンド
名所をおおかた巡ることができたので、街歩きやお土産選びなどをして夕暮れのサマルカンドを満喫します。

イスラム・カリモフ像
ソ連時代の指導者です。
夕食は少し良いレストランでいただきました。

ドリンクメニュー
酒を頼んでみました。

子猫が照明の上で暖を取っていました。ふわふわですね。

シャシリクとサラダ
サラダを頼んだら、ネギ・ディル・パクチーが山盛りになった謎のプレートが出てきたのですが、これはどうやって食べればよかったのでしょうか。羊肉の臭み消しにしては量が多すぎるし、サラダとしてパクパク食べるようなものではないと思うのですが…
やっぱりローカルの食堂で出てくるウズベク定食が安心です。シャシリクは文句なしにおいしかったです。
翌日は日帰りでタジキスタンに行ってみます。
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