2023年北陸の旅 3日目・佐渡

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目次

 

佐渡上陸

宿の目の前の直江津港から佐渡島を目指して出発します。

小木港が見えてきました。

 

宿根木

まずは佐渡の南半分を周ります。

宿根木地区

 

昔ながらの船大工の町だそう。

歴史などを詳しく見てまわる時間はあまりなかったのですが、広くない土地で居住地を築いてきた様子が伝わってきます。

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すぐ近くの海岸へ出て、名物のたらい舟に乗ってみます。この地域では「はんぎり」と呼ばれます。

イシダイと思われる群れ

船そのものも楽しいのですが、きれいな海に見入ってしまいました。

岩礁を縫って進みます。意外とスリリングで興奮します。

陸に上がって港の全景を望みます。

奥に何本か見える白いポールは、ここが船着き場だったころの名残りです。200年ほど前の地震で海底が隆起し、船が入れなくなったらしいです。たぶんたらい舟そのものの発祥とも関わる話です。

 

なかなか理解しがたい話ですが、それから2か月もしないうちに、まったく同じ現象をリアルタイムで目撃することになるとは思ってもみませんでした…。

 

 

たらい舟の船頭さん曰く、港から少し歩いたところにおもしろい場所があるそうです。

狭いトンネルを抜けた先には、荒涼とした岩場が広がっていました。

火星みたい、ということで人気のスポットだそうです。

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磯とも砂浜ともいえない独特な地形で、生物の姿もありません。これはおもしろいものを見ることができました。

やっぱり旅先では人と会話しないといけませんね。

 

港と遊歩道をつなぐトンネル

真っ暗でけっこう怖いです。

 

宿根木の街並み

石川県ほどではないですが、やっぱり黒い瓦が普及しているようです。

 

昼は小木港の近くでブリカツ丼を食べました。

本体はもちろんおいしいのですが、デザートでついてきた洋ナシ(?)のゼリーがとても気に入りました。

 

トキを見る

個人的に一番楽しみにしていたのがトキ保護センターです。

初めてにして大量のトキを見ることができました。

しかし貴重なトキはかなり厳重に管理されており、飼育ケージを遠くから眺めることしかできませんでした。この距離ではサギとの違いがわかりません。

外国産の近縁種も展示されていました。

みんなかっこいいですね。

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エダマメソフトの屋台がありました。佐渡もずんだ文化圏のようです。

 

佐渡金山

佐渡は金山も有名ですね。

ここから地下深くへ潜っていきます。

コウモリがいました。さすがの握力です。

 

坑道には謎のライトアップがありました。無粋なのはそうですが、規模がでかいので見ごたえはありました。

 

外からは二つに割れた山が見えます。

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佐渡の夜

夜はけっこう高めのホテルに泊まりました。

佐渡には独自の能の流派が息づいており、このホテルには能関連の展示スペースがありました。僕は最近能と関わることが多いこともあり、けっこう楽しく展示を見ることができました。

夕食はかなり豪華でした。王道の魚介類以外にも郷土料理などがあって満足感の高いメニューでした。

 

夕食後は宿が実施しているツアーに参加しました。

浮遊選鉱所跡に行きました。ゲーミングカラーに彩られています。

僕もいつか浮遊できるようになりたいものです。

 

コロッセオみたいな形の建造物がありました。より良質な金属を探すために鉱石同士を戦わせる場所と考えれば、あながちコロッセオという表現は間違っていないのかもしれません。

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