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生口島 後編
耕三寺の奥には「上」への階段があります。エレベーターが併設されているのは嬉しいところ。
エレベーターの出口に広がるのは大理石の空間「未来心の丘」です。
白い大理石に木と花の色が映えます。
なんかいろいろモニュメントがあります。
光明の塔
宗教に三角形とくれば、”組織”の関与を疑わずにはいられません。
こんなところにまで根を伸ばしていたんですね。選別はもう始まっているということです。
未来からの炎
せいぜい僕も焼かれないように気をつけます。
一通り回ったら地上に戻ります。
敷地の端の方にあった穴(前編で少し触れています)から洞窟に入ってみました。
いろいろ仏様の名前があります。
3次元的にかなり広く、川まで作られています。
地下の空間は全体的に地獄を表現しているようです。
写真は少ないですがここに載せた以外にもいくつかのエリアがあり、まさに宗教のテーマパークといった感じでした。たまにありますよねそういう場所。
地獄から無事に帰ってきたのは、ちょうどお昼時でした。
たこめし定食
たこの塩辛や謎柑橘類(名前は忘れました…)など、瀬戸内ならではのご当地グルメを堪能できました。
次の島へ向けて出発です。
生口島と次の大三島との間にかかる多々羅大橋には、少し立ち寄れる場所があります。
ここで何かしらの音を出すと、橋の両側の塔に反響して響きます。
橋を降りると「例の碑」を擁する道の駅 多々羅しまなみ公園があります。
ここで水分補給
外からキッチンが見えたのですが、このドリンクは果汁100%ジュースとソフトクリームをミキサーにぶち込んで作られていました。なるほどその手があったか。
伯方島
ドルフィンファームしまなみに立ち寄りました。
イルカをこんなに間近で見ることのできる場所は結構珍しいのでは。
ここではイルカと一緒に泳ぐこともできるようです。
檻の中にいる人間を観察する機会というのもまた貴重です。
物怖じしない性格のようです。
大島
しまなみ海道も終盤、大島に上陸しました。
最後にして最大のスポット、亀老山展望公園です。
今回も旅終盤で無気力になる僕の悪い癖が出てしまったのですが、同行者が引っ張ってくれたおかげでここまでたどり着くことができました。
山に埋め込まれているような造りの展望台がユニークかつ綺麗なのですが、デザイナーズ建築の例に漏れず謎の階段が多く、疲弊したビンディングシューズの足には応えました。
展望台からフェリー乗り場方面を見渡します。
最終目的地はあの緑の裏にあるはずです。
最後の橋にふさわしい風格です。
駐車場の露店はもう閉まりかけていましたが、なんとかアイス屋さんに滑り込めました。
藻塩アイスを食べました。
ギリギリ均衡を保てていないぐらいに強めの塩味がアグレッシブです。サイクリング中の栄養補給にはよいです。
帰路
フェリー乗り場まで走るのが億劫なのでせっかく今治に来たので、ここからはリンリントレインを利用します。
電車の中に自転車を持ち込めるのは気持ちいいです。
1両に載せられる自転車の数は少ないうえ、予讃線自体の限界点として本数が少ないので、リンリントレインを利用できるかどうかには運が絡みます。0日目のカワハギのお造りの件(午前の部参照)で我々はかなり運をチャージできていたので、難なくスペースを使えました。
帰りはフェリーです。
宿泊のための布団の気持ちよさは格別です。
久々の本格的なサイクリングだったので、通信環境の悪さが気にならないほど熟睡できました。
今回は最後に掠っただけですが、時間があれば四国の山側ももっと掘り下げたいですね。