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白浜温泉へ
朝早く起きて、さっそくバイクを走らせます。
最終日は白浜を周って高野山を登り、京都に帰還するというルートです。
すさみ町周辺
典型的な国道42号線の風景です。
早朝のサイクリング()は楽しいですね。
交通量の少ない時間帯に海沿いを走ることの気持ちよさというのは、古今東西の文献で述べられています。実際に体験してみてそれを実感しました。
自転車の場合は3日目あたりにどこかしら体調が悪くなるのですが、バイクだとそんな心配もありません。
まずは白浜温泉、崎の湯に行ってみます。
当然といえば当然ですが、この門より先は写真撮影禁止になっています。
温泉は温度・景観共に最高でした(僕は温泉にはうるさい方だと思っています)。ただ残念ながら2つある浴槽(こういうのを浴槽って呼んでいいのでしょうか)のうち、岬の先っぽにある方は立ち入り禁止になっていました。波が高いためなのか、コの禍のためなのか、その理由はちゃんと確認できませんでしたが、あちらの方にも行ってみたかったです。
駐車場の隣から海岸に降りることができました。
この壁の向こうが女湯なわけで、建物はなかなかガバガバなつくりになっています。さらに向こうには海中展望塔が見えます。岬の高台からせり出した展望塔からこちらに目を向けると、一体どんな光景が見られるのでしょうか。
このガバガバさが演出する「ローカルな公衆浴場感」が旅人を喜ばせていることは言うまでもないでしょう。
高野龍神スカイライン
白浜を出て山中を走り続け、高野龍神スカイラインのシンボル・ごまさんスカイタワーにやってきました。
田辺市も奈良南部みたいに山しかないのかと思っていましたが、意外と谷間を走る道や村が多かったです。地元とにた風景でした。
うすうす感づいていましたが、タワーに備え付けの飲食店は開いていませんでした。
幸い売店でカップラーメンが買えました。まあ何もないよりマシか。
どうでもいいですが、このタイミングで『白い砂のアクアトープ』2クール目放送決定の報を受けました。
道中は標高1000m越えの割りに森に囲まれており、絶景もクソもありませんでした。その辺の県道と同じような景色でした。
まあ環境保全が成功している証ならこれ以上に喜ばしいことはないのですが・・・
まずはスカイラインの突き当りにある奥乃院へ行きました。
「いつもの」フレーズが書かれた碑から、墓地を通っていきます。
名だたる人物の墓が並んでいました。
ジャニー喜多川氏の墓も拝むことができました。
少し移動して金剛峯寺の本堂にやってきました。
意外とこじんまりしていますね。
鐘楼
このフォルムいいですよね。
前から
正門から出ていきます。
この辺りはけっこう標高高いですが、普通に町があるのがすごいです。
ここから橋本市まで下りていく国道371号線がとんでもない酷道でした。
なんとか明るいうちに奈良盆地まで下りることができました。旅を締めくくる一杯。
僕はずっと引きこもっていたので胃袋が縮んでいたようです。完食するのにかなり時間がかかりました。もっと運動しないと。
今回の旅では念願の聖地巡礼をはじめ、紀伊山地の魅力をさらに知ることができました。今度は三重側を周ってみたいです。三重側にも行かないと(義務感)。
原付ツーリング紀伊山地編、完結です。
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