0日目
学部生時代の同期からお誘いがあり、初めて東北地方に行くことになりました。
祝日を利用した3泊4日の旅のはずだったのですが、僕は用事があり週末の2日のみの参加となってしましました。
0日目の夜は伊丹空港の近くのネカフェに前泊します。
今回のネカフェでは妙になまめかしい部屋に泊まることになりました。
この日のお供は『その着せ替え人形は恋をする』『ヴィンランドサガ』でした。
秋田へ
伊丹空港から小型機に乗り込みます。
学研都市上空(大阪側から)
木津川が湾曲しているのがよく見えます。
伊賀盆地には雲海ができています。
木津川沿いの切り立った斜面で雲がせき止められているのがおもしろい。
秋田空港に着きました。
例によって異形の預け荷物が流れてきます。
小綺麗ながら閑散とした空港でした。
昼は少し移動してラーメンを食べました。
旅行からブログの投稿まで半年ほど経っているので詳しい味は忘れてしまいましたが、おいしかったことは覚えています。
獅子ヶ鼻湿原
初日(同行者にとっては3日目)のメインスポットは、獅子ヶ鼻湿原です。
「あがりこ大王」なるブナの木
炭焼きのために中途半端に伐採された木々から新芽が成長し、異形の大木群を作り上げているらしいです。
静かな森の中を歩いていきます。
水がきれいすぎる。
ところどころ池のような水たまりがありました(湿原だから当たり前なのですが)。
湿度の高い森なだけに、いつもの謎のロゼット型シダ植物が生い茂っていました。
名前をシシガシラということだけは知っています。
けっこう人の手が入っているようで、せき止められて貯水池のようになっている場所もありました。深いのに底までよく見えます。
水量はかなりあります。
東北らしい豊かな自然を満喫できました。
夜はホテルのバイキングを満喫しました。
普段はなかなか食べられない海産物もあってよかったです。
宮城県スターターパック
2日目にして早くも最終日を迎えてしまいました。
朝もバイキング
彩り豊かです(自画自賛)。
紅葉に彩られたクソデカ渓谷に架かる橋が良いアクセントになっています。
色とりどりの山々がどこまでも続きます。
これは壮大。
深い谷底に線路がかかっています。
同じような高さの山が連なっており、なめらかな稜線を描いています。
次は蔵王キツネ村に行ってみました。
その辺をキツネが歩いています。
キツネってこんなにモフモフしてるものなんですね。どうも3種類の毛色があるようです。
これはどちらかというと猫っぽい。
夜になり、翌日に仕事を控えた社会人組は元居た場所へと帰ってしまいました。
永年休日の僕はとりあえずこの日の夜を仙台で過ごすことにしました。
夕食に向けて腹を空かせるため、仙台城跡を散歩しました。
仙台のシンボル・伊達政宗像は工事中でした。悲しい。
仙台駅周辺から仙台城跡まで歩いたことでいい感じにお腹が空いたので”開宴”するとします。仙台のご当地グルメといえば牛タンですが、貴重な一食分の枠をそんなメジャーなグルメのために消費してしまうというのは、逆張りを生業とする僕にとってあまりおもしろいことではありません。
仙台の真の名物とはホヤであると信じています。そんなわけでホヤ料理専門店で一杯決めることにしました。
お通しはホヤのポタージュ
初っ端からクオリティが高いです。
ホヤのお造り
独特の磯臭さと塩味があり、酒と非常によく合います。好き嫌いの分かれそうな味ですが、僕はかなり好きです。部位ごとに微妙に食感が違っておもしろいです。
やっぱり可食部はそんなに多くないようです。ありがたみを感じながらちびちびと酒を進める分には却っていいぐらいの量でした。
最後の夜は我らがネットカフェで過ごしました。ブルーピリオドがおもしろい。
月曜朝の飛行機に搭乗する前、空港にて申し訳程度のとろろご飯と笹かまぼこを食べました。
写真映りがよくなかったのでここには載せていませんが、空港からは蔵王山がとてもきれいに見えました。本当なら蔵王の頂上まで行ってみる予定ではあったのですが、すでに冬季通行止めに入っており叶いませんでした。
2日という時間は秋田・宮城を巡るには短すぎたので、もっと時間をとってゆっくり観光したいなというのが一つ反省点でした。